印刷方法について
弊社ではお客様のご注文内容に応じて、最適な印刷方法をお選びしております。
~1000枚はオンデマンド印刷、1100枚~は原則オフセット印刷・フレキソ印刷となります。
防水ラミネート封筒のみUV印刷となります。
それぞれの印刷方法の違いにつきましてご案内させて頂きます。
※印刷色や納期、工場の稼働状況によって上記と異なる印刷方法となる場合もございます。あらかじめご了承くださいませ。
印刷可能範囲について
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既製封筒への印刷を行っております。
封筒の端から10mm以内の部分でしたらお好きな位置に印刷が可能です。以下の部分への印刷は承ることが出来かねますのでご注意ください。
・封筒の端から10mmまでの部分への印刷
・フラップ(蓋)部分への印刷
・封筒裏面への印刷マチ付き封筒については印刷可能範囲が異なります。
名入れ注文画面や、各種データ入稿フォーマットにて印刷可能範囲をご確認頂けます。封筒全面、フラップ部分、裏面への印刷をご希望のお客様はこちらからお問い合わせください。
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ご注文枚数・仕様ごとの印刷方法について
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ご注文内容に合わせて最適な印刷方法で印刷致します
オンデマンド印刷
(インクジェット方式)オフセット印刷 フレキソ印刷 【黒単色印刷】〜1000枚
【フルカラー印刷】枚数指定なし【黒単色印刷】1100枚〜4000枚
【カラー印刷】1000枚〜9000枚【黒単色印刷】5000枚〜
【カラー印刷】10000枚〜-
弊社では上記の基準を設けて印刷方法を選定しています。
お客様ご自身で印刷方式をご選択いただくことは出来かねますので、あらかじめご了承ください。
一部、工場の稼働状況や、印刷内容によっては、上記の仕切りと異なる方法での印刷となる場合もございますのでご了承ください。
防水ラミネート封筒は枚数・印刷色に関わらずUV印刷となります。
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オフセット印刷
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大ロット・高品質な印刷をご希望のお客様に最適
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オフセット印刷とは、多くの商業印刷で主流になっている印刷方法です。オフセット印刷では、印刷用の版を作成し版にインクを付けます。
版からブランケットと呼ばれるローラーにインクを移し、さらに紙に転写することで印刷されます。版と紙が直接触れることがないのが特徴の印刷方式です。
仕上りの特徴としては、オンデマンド印刷に比べ、滲みが少ない精細な仕上がり、大量印刷をスピーディーに行えることがあげられます。
○メリット △デメリット ・大ロットの場合安価
・印刷が美しい・版代が必要
・納期が長い -
フレキソ印刷
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大ロットの封筒を低価格で作成したいお客様に最適
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フレキソ印刷は、ゴムや樹脂性の柔らかい凸版を作成し、紙に直接印刷する方式です。水性インクを使用しています。
封筒のもとになるロール状の原紙に直接印刷を行い、断裁、抜型、成体という工程を一つの機械で一気通貫して行います。
そのため、封筒の作成と印刷工程に分かれる通常のオフセット印刷に比べ、一度に大量生産でき、1枚当たりのコストを安価に抑えることが可能です。
ただし、ゴムや樹脂性の柔らかい凸版で印刷を行うため、印刷の精度はオフセット印刷には少し劣ります。細かなデザインや、グラデーション、アミカケ等の表現はオフセット印刷のほうが適しています。ただし、ベタ面積の広いデザインなどは、フレキソ印刷のほうが適しています。
○メリット △デメリット ・大ロットの場合一番安価
・ベタ面積の広い原稿に適している・版の作成が必要
・納期が長い
・グラデーション等の表現が出にくい -
オンデマンド印刷(インクジェット方式)
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小ロット・短納期での印刷をご希望のお客様に最適
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オンデマンド印刷とは、版の作成が不要なため、小ロットからスピーディーにコストをおさえて印刷できる印刷方式です。弊社ではインクジェット方式を採用しています。
印刷データをパソコンからその場で出力します。オフセット印刷と並べてじっくり比較すると、仕上りは若干劣る部分もありますが、一般的な事務用封筒の印刷としては全く問題のないレベルです。
小ロット・短納期の印刷の場合は、版の製作が不要なオンデマンド印刷が最適です。
○メリット △デメリット ・版代が不要なので、小ロットの場合安価
・納期が短い・滲みやムラが発生しやすい
・印刷ずれが発生しやすい -
UV印刷
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紫外線を照射することで瞬時に硬化・乾燥するUVインキを使って印刷します。
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通常の印刷方式と異なり、用紙にインクを染みこませるのではなく、表面にインクを付着して硬化させます。そのため、インクを吸収しない、ラミネート加工をした封筒など、用紙の種類を選ばずに印刷することが出来ます。印刷の見た目の仕上がりはオフセット印刷に近い仕上がりです。
弊社でのUV印刷取扱いは、防水ラミネート封筒のみとなります。
○メリット △デメリット ・用紙の種類を選ばず印刷できる
・印刷の仕上がりが美しい・ひび割れが発生する可能性がある -
オフセットイン印刷・フレキソ印刷・オンデマンド印刷の比較
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小さな文字や細い線の比較
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一般的な事務用封筒印刷でしたら、あまり大きな違いは感じられないかもしれません。じっくりと比較すると違いが判る程度になります。
オンデマンド印刷はベタ塗りのムラや、文字のにじみ等が若干発生します。
オフセット印刷では、細い線などが、シャープにくっきりと印刷される傾向にあります。また、グラデーション・アミカケ(色の濃淡)の表現もオフセット印刷のほうがはっきりと表現することが可能です。
フレキソ印刷においては、文字や線のにじみはオフセット印刷とオンデマンド印刷の中間程度でよくみると少し輪郭がぼやけているような印象です。
オフセット印刷と一番異なるのが、アミカケを表現した際の仕上がりになります。印刷可能な解像度が違いますのでアミカケの濃度によってはアミ点が目立ちやすい傾向があります。
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カラー印刷の比較
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オフセット印刷では、版を作成して印刷を行うため、色ごとに版代が発生します。そのため、色数が増えるごとに価格が高くなっていきます。
小ロットでカラー印刷をされる場合は、オンデマンド印刷のほうが低コストで作成することが可能です
色の仕上がりについては、オフセット印刷が最も発色が鮮やかな仕上がりです。
フレキソ印刷は紙にインクがなじんだ仕上がりとなります。
オンデマンド印刷(インクジェット方式)においては、紙にインクが染みこむため紙色の影響を受けやすく、印刷色に一番注意が必要となります。
どの印刷方法においても、紙色の影響は免れないため、カラー封筒へカラーでの印刷を行う場合は原則として、紙と同系色の濃い色での印刷が仕上がりも美しくおすすめです。
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比較表
オフセット印刷/フレキソ印刷 オンデマンド印刷 UV印刷 納期 1営業日/4営業日での出荷
※商品によって選択可能な納期が異なります。1営業日/4営業日での出荷
※商品によって選択可能な納期が異なります。4営業日での出荷
※防水ラミネート封筒のみ印刷可能色 黒/カラー1色/カラー2色
※弊社規定の色見本よりカラーをご選択ください。黒/フルカラー 黒/カラー1色/カラー2色
※弊社規定の色見本よりカラーをご選択ください。