毎月給料をお支払いした後に渡す給料明細ですが、その給料明細袋に最も最適な封筒があるのはご存じでしょうか?
給料袋同様。給料明細袋も様々なサイズや価格帯があるため、しっかりと理解した上で使用するとそれだけで経費削減にもつながります。
そこで今回の記事では、給料明細袋に必要な封筒について、そのサイズや選ぶポイントご紹介していきます。
給料明細用に最適な封筒とそのサイズとは?
給料明細袋に最も適した封筒サイズは「長形3号窓付き」か「洋長形3号窓付き」です。
給料明細は一般的にA4サイズで出力することが多いので、長形3号か、洋形3号がオススメですが、B5サイズで出力している場合には、長形2号か長形4号がおすすめです。
給料袋と異なり、封筒内に現金を入れる必要がないため、窓付き封筒を利用しても問題はありません。
※一般的に現金などを入れる際には、中身が透けない封筒が好ましいと言われています。
窓付き封筒を推奨する大きな理由は、宛名を枠に合わせて印刷すれば工数削減になるためです。
窓付き封筒は請求書送付等にも使用されるため、文字透け防止の印刷が施されているものが多いので安心できます。
それぞれの用紙サイズでのオススメ封筒とその折り方についてご紹介致します。
給料明細 サイズ |
名称 | 読み方 | サイズ(㎜) | 規格 | 用途 |
A4サイズ
|
長形3号 | ながさん | 120×235 | 定形 | A4横3つ折り |
洋長形3号 | ようながさん | 235×120 | 定形 | A4横3つ折り | |
B5サイズ
|
長形4号 | ながよん | 90×205 | 定形 | B5横3つ折り |
洋長形4号 | ようながよん | 205×90 | 定形 | B5横3つ折り |
給料明細袋を選ぶ上でのポイント
それでは、給料明細袋用の封筒を選ぶ上でのポイントをご説明していきます。
給料明細袋用の窓付き封筒を選ぶ上で重要なポイントは、以下の3点です。
②不透明性:中身が透けないことで個人情報を保護
③窓の材質:耐久性があり安いセロハン窓
①コスト
給料明細袋用の窓付き封筒を選ぶ上で、最も重要なポイントはコストです。
封筒は「紙の材質」「窓の材質」「オプションの有無」「発注枚数」によって封筒単価が変わってきますので、各社が提供する封筒料金をしっかりと確認するとよいでしょう。
コスト重視で封筒を選ぶのであれば、クラフト紙を選ぶとよいでしょう。
材質 | 単価(円/枚) |
クラフト紙 | 6.9 |
ケント紙 | 8.8 |
カラークラフト紙 | 9.7 |
②不透明性
長形3号や長形4号の場合、100円ショップやコンビニなどで販売されていますが、中には封筒の材質が悪いものや、封筒が薄い(透けてしまう)ものもあるので、注意しておきましょう。
封筒の薄さが気になる場合には、80~100g/m以上の封筒を選ぶと解消されますので、是非参考にしてください。
③窓の材質
窓付き封筒を選ぶ上で、重視すべきは窓の材質になります。
窓の材質は、以下の3タイプがあります。
特徴 | 価格 | |
セロハン窓 | ・透明なセロハンを使用しているため透明度が高い ・引っ張りや衝撃への耐久性はあるが、耐熱性は高くない ・廃棄の際には、封筒と分別が必要 |
低 |
グラシン窓 | ・紙素材の為、透明度は低い ・耐久性はないが、耐熱性はややある ・廃棄の際には、封筒と一緒に廃棄可能 |
中 |
ワックス窓 | ・薬品を使って封筒自体を半透明にしている ・接着部がないので、機械での封入が可能 |
高 |
給料明細用の窓付き封筒であれば、耐久性が高く、価格の安いセロハン窓の使用をオススメします。
給料明細袋としてだけでなく、社外用であれば、廃棄時に封筒の分別が不要なグラシン素材がオススメしますが、送付が月に一度であれば、給料明細同様セロハン素材で問題ありません。
Tips:封筒表面には添え字を書こう
窓付き封筒を給料明細袋として使用する場合には、「給料明細在中」若しくは「給料明細」などの添え字を使いましょう。
たとえ手渡しであっても、内容物が分かるように事前に印刷をするなどすると効率的です。
添え字スタンプも販売しておりますので、是非活用してみて下さい。
窓付き封筒の相場感を把握しよう
通常の封筒と比較すると、割高な印象を受ける窓付き封筒ですが、一般の封筒と比べてもそん色はありません。
実際に以下に相場感をまとめたものを記載いたします。
枚数 | 金額 | 単価(円/枚) | |
市販封筒(窓なし) | 10 | 110 | 11.0 |
封筒印刷製作所 | 1,000 | 6,900 | 6.9 |
業者A社 | 1,000 | 8,800 | 8.8 |
業者B社 | 1000 | 7,591 | 7.6 |
通販 | 300 | 12,710 | 42.4 |
市販封筒や他社と比較すると、市販や通販よりも封筒印刷業者に頼んだ方が安く済む場合が多いのです。
コスト重視の場合には市販で済ましてしまうのではなく、是非一度弊社をはじめ、印刷業者にご相談ください。
封筒印刷を頼むにはどうすればいいのか?
実際に封筒を注文する際の方法についてご紹介していきます。
自社用封筒を作成するためには、封筒印刷製作所にて見積を依頼しましょう。
全ての方にぴったりの方法で、安く・早く・簡単にオリジナルの封筒を作成可能です。
(1)入力するだけ:初めて封筒を作成される方
ご注文画面で、レイアウトを選択して文字を入力するだけで、その場でプレビュー、サイズ調整が可能です。
ロゴ印刷は専任スタッフが丁寧にレイアウト対応する、簡単・安心の注文方法です。
(2)送るだけ :今ある封筒をそっくり作成したい方
今お使いの封筒を、ご注文後に、郵送・FAX・メール(写真)で送るだけで弊社デザイナーがお送りいただいた封筒からそっくりのデザインを制作します。
面倒な作業は一切なしのご注文方法です。
(3)データ入稿 :データを持っている方
IllustratorやExcel、Wordなど使い慣れたソフトで印刷データを作成頂けます。
お持ちのデータがある場合は、弊社の用意しているテンプレートに乗せ換えるだけで誰でも簡単に自由なレイアウトの封筒が作成できます。
(4)封筒仕様の選択・注文
下記サイトから、「封筒の用紙」「封筒の使用」「発注枚数」を選んでいきましょう。
STEP1:封筒の用紙を選ぶ(クラフト紙)
このステップでは、封筒の用紙を選ぶことが出来ますので、クラフト紙を選ぶとよいでしょう。
STEP2:封筒の仕様を選ぶ
ここでは、「紙の色」「紙の厚さ」「シール・のり加工」「郵便番号欄」を選ぶことが出来ます。
厚さについては、以下のようにすると中身が透けないのでオススメです。
また、+2円/枚でテープを付けることが可能で、貼付工数を削減するためにもつけておくことをお勧めします。
STEP3:印刷と注文内容を選ぶ
事前に封筒のデータをお持ちの場合には、より簡単に作成することが可能です。
文字入れはもちろんですが、ロゴデータを入れることやカラー印刷することも可能なので、幅広く対応することが出来ます。
STEP4:納期と数量を選択して次へ進む
1回あたりの発注枚数が増えれば、1枚当たりのコストが安くなります。
市販封筒は約11円/枚程度なので、300枚以上まとめて注文すると市販封筒よりも安価に購入することが可能。
住所記載の工数やのり付け工数が削減されることも加味すると、経費削減効果は大きいものになります。
上記すべてのオプションを付けても、一枚あたり8.89円/枚で作成することが出来るため、100円ショップで購入するよりも安価に良い品質の封筒を調達することが出来ます。
是非この機会にご検討してみてはいかがでしょうか?
出来上がりサンプル例
文字だけの入力も可能で、弊社指定のテンプレートを利用することで、素早く依頼することが可能です。
市販の給料袋に記載されているような「給料明細」や「xx在中」などの文字を入れることもでき、カラーも下記10色から選択することが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?
給料明細袋を購入する際には、本記事でご紹介したポイントをご参考にして見て下さい。
不明点などがあれば、お気軽にご相談してください。