社用封筒を初めてつくるとき、紙や色はどんな基準で選びますか?高級感のある紙でしょうか?または会社のロゴカラーに合う色?はたまた単純に安いものでしょうか。
Web通販だと現物を目にして選ぶわけではないため、こだわりを実現するために何度も悩むことと思います。
しかしもうひとつ!封筒の仕様を決める上で重要な要素があるのです。それが、「透けないこと」!
この記事では、透けない封筒をどのようにして選べばいいか、探ってまいります。
高品質なビジネス用封筒をお探しなら、封筒印刷製作所にまでご相談ください。
機密情報を守るために、透けない工夫を
そもそもなぜ、透けないようにしなければならないのでしょうか。請求金額や個人名など、機密情報が外から見えてしまうと大きなリスクとなります。
もし透けてしまう紙を社用封筒にしてしまったら、使うときに間に一枚はさんで対策するなど、手間がかかってしまいます。そのため、自社で入れる可能性のあるものを想像しながら封筒を選ぶことがとても大切。セキュリティのために、会社として必要なレベルの透けない封筒を選びましょう。
透けてしまう要因は、紙・内容物・入れ方
封筒の紙は、
・紙の種類
・紙の色
・紙の厚み
で構成されています。
厚みが薄く、色も薄いほど封筒は透けやすくなります。
しかしなぜ透けてしまう封筒が販売されているのでしょうか?それは、中の印刷物の文字の太さや大きさでも、透けやすさが大きく変わるためです。さらには、以下のような封筒への入れ方でも透け方に影響を受けます。
長3サイズ封筒だと、A4の紙を三つ折りして入れることになります。このとき、文字面を内向きに折ると透けにくくなるため、あまり気をつけなくてもよさそうです。逆に、外向きに折ると透けやすくなります。窓あき封筒など、宛名を外に出したい場合は外向きに折ることになりますね。
同様に、角2サイズのような大きな封筒の場合は折らずに封入するため透けやすくなります。
紙を比較してみました
それでは実際に、いろんな紙の透け方を比較してみます!
なお、1枚だけ封筒に入れて太陽にかざすと、多くの紙が透けやすくなってしまいますが、ここでは机に置いた状態で比較してみようと思います。
中身として用意したものはこちら!
ホワイト・クラフト
小さな文字はどれも問題なさそうですが…ホワイト80g/㎡は大きな文字は透けてしまっていますね。ホワイト100g/㎡やクラフト80g/㎡だと、何か書いてあることはわかりますが文字の判別まではできなくなっています。
カラークラフト紙
ウグイス85g/㎡、クリーム85g/㎡に比べ、グレーの鉄壁さを御覧ください。ウグイスは、100g/㎡になると文字が判別しにくくなりますね。
フレッシュトーン
ウグイス、グレーはカラークラフト紙とあまり変わりません。クリームは、少しだけ透けにくいようです。
透けない封筒
ここまでご紹介した封筒とは違い、透けないように特別な加工を施した封筒もございます。
「透けない封筒 ホワイト内地紋付」は、封筒の内側に模様を印刷しているものです。そのほかの「透けない封筒」各色は、製紙段階で特別な加工を行い、透けないようにしています。
御覧ください!全く透けません。太陽に透かしても見えないほどです。
請求書や履歴書など、特に守秘義務の強い書類が入る可能性が高いなら、これらの仕様を選んでおけば安心ですね。
実際に選んでみてください
封筒メーカーの営業は、お客様の要望に応じてこのようなことを考えながら封筒を提案しています。
封筒印刷製作所では、営業ほどには細かくご提案することができませんが、この記事を見て参考にしていただけたら嬉しいです。
セキュリティに強く、ブランド勝ちを伝えられる封筒の作成を、応援しています!
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