いつも何気なくお使い頂いている封緘糊付封筒に実は消費期限が存在した?!
封緘糊付封筒の封緘糊って、意外と消費期限が短いのです。
封緘糊付封筒を便利に、より長くお使い頂くための保存方法と消費期限内に使い切るための工夫を
みなさまに伝授いたします。
封緘糊付封筒なのに、ふたがしまらない?!
お客様へ送る大事な書類を封緘糊付封筒にいれ、いざ封緘しようとした際、
糊がすでに乾いてしまっていてまったくふたが閉まらない!
仕方なく、セロテープを使用しての封緘。こんな経験はございませんか?
せっかく、封緘時に見た目も美しく、ラクに、効率的に、封緘ができる封緘糊付封筒を購入しているのに、思い通りに使えなかったら、これほど残念なことはありませんよね。
ほとんど紙で出来ているとはいえ、封緘糊付封筒に実は、消費期限が存在しているのです。
通常の消費期限よりも、より長くお使い頂くための保存方法と、消費期限に封筒を使い切るためのちょっとした工夫を、今回は伝授いたします。
口糊封筒の使い切り目安は約3か月
封緘糊付封筒の適切な使用期間は約3か月と言われます。
イメージより、かなり短い印象ではないでしょうか?
封筒の口糊にとって、一番の大敵なのは湿度と温度です。
ケース開封後、大気中のチリ、ホコリ、紫外線等により、封緘糊が徐々に劣化し、
接着しにくくなり、耐老化性をどんどん進行させてしまうのです。
ケース未開封か、開封済かによっても、劣化度が変わってきます。
また、保存状況や保管場所にも大きく違いはでるのですが、季節によって、
梅雨の時期や夏の期間などに封筒の劣化度に進みの違いが見られます。
ケースを開けたまま、残った封筒をケースに残しておくのはおすすめいたしません。
ケースを使っての保管の場合には、ケースのフタ締め、密閉することで、
劣化の進行を極力抑えることが出来るのです。
封筒を消費期限前に使い切るために今日からでも出来ること
次に消費期限前に封緘糊付封筒を使い切るために今日からでも出来ることをご紹介します。
1.封筒の作成年月日をケースラベルに印字
消費期限の表記がある食料品のように、ケースラベルに封筒の作成年月日を印字することで、
約3か月を目途に使いきるよう意識付けができます。
2.封筒自体に作成年月を示す、「印行名」を入れて印刷
封筒を使うたびに作成年月を確認できるので、糊の消費期限を意識することが出来ます。
作成枚数も一緒に印刷に入れたりすることで、前回発注枚数もすぐに把握することが出来、
次回発注時の参考にすることもできます。
いかがでしたでしょうか?
封緘糊付封筒の一般的な消費期限と言われる約3か月を目途に封筒の残数の確認とともに、糊の劣化具合を確認しましょう。
封筒のいちばんいい保管方法は?
封筒を保管するなら、日の当たる窓際は避けて、オフィスの涼しい居室で、
ケースのふたを閉めた状態が最適な状態と言えます。
ただし、未開封の封筒であっても、耐老化性は日々進行していきます。
約3か月の消費期限内に手元の封筒を残らないように使い切り、定期的な受注確認、
および品質チェックをしたうえで、早めに封筒の発注を心掛けましょう。